ｿｳﾘﾝﾒｰﾙ　No.14
残暑おみまいもうしあげます。
長く暑い夏がやっと終わりました。
１日の新盆法要に始まり、１８日のサマーサンガ（子供仏教講座）まで、休み
なしでした。皆さんのお宅におまいりにうかがい、ご法事、お葬式も数多く、
智子副住職の出番の多かったこと、お葬式が１５日と１７日に２件ずつありま
して、それぞれ分担いたしました。
最後に、芦の原という村で、子供たちと見学・お手伝いの皆さんにあつまって
いただきサマーサンガ（子供仏教講座）を開き（実は第１回、今年からなので
す）楽しく遊んできました。
今日は、朝からさわやかな風が吹き、雲ひとつない快晴なのにとても涼しいの
です。
朝早くお参りに出かけることもなく、やっとのんびりした朝です。
　　　　　でもこれから、ご法事２件、お参り２件はあるのですが、とにかく、
暑さとともに、忙しさも終わったようです。
昨日の芦の原で、野菜をいただいてきました。めずらしく、熊にとうもろこし
を食われなかったので、いただいたのですが、写真に写る前になべに入ってし
まいました。
熊といえば、先日別の村で熊に襲われたというニュースがありました。
でも真相は、おばあさんが小屋に入ろうとしたら、熊が昼寝をしていたので慌
てて逃げようとして、ゴムぞうりの鼻緒が切れて転んでけがをしたそうです。
自分で転んだのでは熊の被害ではないということで有害鳥獣駆除の申請はでき
ません。まあ、熊に畑をあらされているのは確かですので、申請をしてやっと
わなを仕掛けつかまったそうです。昼寝の熊はいい迷惑ですけど。

でも、熊よりも、情報を扱うことはもっと怖いような気がします。私の話にし
ても、地元の人に聞いただけで、自分の目で見たわけではありません。本当の
ことはだれにもわからないのではないでしょうか。誰でも情報を送れる時代情
報の確かさはどうやってわかるのでしょうか。うわさだけで会社がつぶれ、人
を追い込むこともあるそうです。無財の七施のなかに「和顔施」というのがあ
ります。いつも人にやさしい顔をしてあげることです、悪い話などは信じない
で。誰でもできることですがなかなかできませんね