ｿｳﾘﾝﾒｰﾙ　No.19       2002.9.7

先日「ジョセイノカンゴシガ、イリョウミスヲシタ」というラジオのニュース
がありました。
　少し前なら、看護婦という言い方だったのでしょうが、なぜわざわざ女性と
つける必要があったのかなと思います。男性の看護する人が出てきて、看護士
という名称になって、でも男女平等にということで、医師、薬剤師と同様に看
護師とよぶようになったと思っていました。
　仕事上のことですから、男女の別をつける必要はないニュースだと思います。
「カンゴシがミスをした」という報道で、男の人を思い浮かべても何の支障が
ありましょうか。どんなに詳しくわかっても、自分の理解できるようにしか想
像できないのです。報道では何が必要な情報なのか、しっかり選択してほしい
ですね。
　娘が夕食のとき、「夏休みに社会の先生新婚旅行に行ったんだって。結婚し
たのも知らなかったのに、ボソッと言うんだよ。」「中国の大連に行って、そ
っと領事館をみたんだけど、警戒厳重でおっかなかった、ハワイにすればよか
ったなあって先生言うんだよ。」そこで「奥さんどんな人なの、よくついてい
ったね」と聞くと「女の先生だよ、知らないの」と怒られました。高校の社会
の先生で中国に行ったと聞いたら、てっきり男の先生だと思っていたのです。
別に男だろうと女だろうとどちらでもいい会話でしたから、自分のイメージで
話を聞いていました。大概のお話はこのようにイメージを作りながら聞いてい
るのでしょうね。