ソウリンメール　No.29　　　　2004.02.04

昨日は雨だったのに、今朝はすこし雪が積もりました。
こんなときは雨が凍って枝につき、それに雪が積もって雪の花のようです、お
城の桜並木も満開です。でもこんなときは足元が大変、雨が凍ってつるつるの
上に雪が積もっていますから、うっかり歩くと滑ってけっこう骨折や捻挫をす
る人があります。
日のあたる南北通りは路面の雪はけっこう消えますが、東西の通りは雪が硬く
なってでこぼこ、道の両側は雪が山になっており、車の通るところは1車線分し
かありません。わだちが３本なのです。つまり真ん中はどちらからの車も共用
しているのです。
そこで向こうから車が来ると雪の山に車を突っ込んで対向車が通り過ぎるのを
待つのです。硬くなった雪もそんな車で次第に崩され、砂のようです。ですか
らちょうど砂浜を走るような状態で、４ＷＤでないと雪に埋まって走れなくな
ることがよくあります。
歩く人も同じで、車に邪魔にされ雪の山を歩かされるので、埋まったり、滑っ
たりで大変、そこで靴にもチェーンをつけることになります。そんなものは邪
道だ、ちゃんと歩けるとがんばる人のほうが多いのか、あまりつける人はいま
せんがやはり楽です。
歩道に地下水を循環させて、消雪をしているところもありますが、ごく一部し
かなく、経費も大変だろうとおもいます。みんなが同じように過ごせるように
環境を整えるのも大事なことですが、お金も大事どうすればいいのか、よく考
えたいものです。
このチェーン小さいほうは丸めてかばんにちょっと入れておき、雪のあるとこ
ろだけ使っても邪魔になりません。東京に行くのに長靴ではかっこ悪いと、駅
で靴を履き替えていた人には便利です。我が家では、必ず送り迎えですけど・
・・・
今も智子は巡讃（本山の内陣でお勤めできる資格）資格講習会で京都にいって
います。この靴につけるチェーンを教えてくれたのは、娘の家庭教師さんです。
受験生にそこで滑ったとはいいにくいでしょうから、がっちりガードしてるの
でしょうね。
・・これから受験生には必需品かも・・・
でも、すべらない、落ちないようにと、おまじないをしてもみんなが合格する
ことはありませんね。落ちても滑っても大丈夫なしっかりした心を育てるほう
がより大切だとは思いませんか。
「今年は初めてのことで緊張した。来年は大丈夫」と帰ってきた娘さんもいる
ようです、これなら大丈夫でしょうけど。

でも、しっかりした心がもてなくて、つらくて苦しくて、さみしいとき、その
思いをじっと聞いていてくださるのが仏さまです。そんなときはそっと手を合
わしてみて下さい。