ｿｳﾘﾝﾒｰﾙ　No.36　　2005.6.23
松本妙子さんより｢謹呈　訳者」としおりがはさまった
「死に魅入られた人びと｣という本がとどきました

　　　　　　　　　うれしー　＼(^o^)／

前の｢チェルノブイリの祈り」と同じ人の本です。
まだすこししか読んでいませんので内容がよくつかめませんが、ソ連共産主義
崩壊が個人をも崩壊させていくということですか。
自分を支えていたものを失うというこということでしょうか。
先入観を持って読んではいけないのでしょうけど。
訳者あとがきの自殺率上位９位までが旧ソ連と東欧諸国で、その次が日本であ
るということがなぜか納得いくのです。

終戦でそれまでの日本を支えていたものを否定し、新しく支柱にしようとして
いたものも崩壊していく状態はソ連と何も変わらないように思われます

今日「教育基本法改正とはどうゆう問題か」という研修会のおさそいがありま
したのでいってきました。国家とか愛国心とか国体とか国柄とか　「国」とい
う言葉が何を意味するものか。日本とは何か　日本人とは何か　それを明確に
していかねば、何に賛成なのか反対なのか、お互い意味するものを定義しない
で論議しているような気がします。私たちは何を守ろうとしているのでしょうか

いただいた本をよく読ませていただきます

「死に魅入られた人びと｣　群像社　￥2000
スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ　松本妙子訳
　　　　2005.6.25　初版第１刷発行　です

久々にまじめなことを書いたら肩が凝りました

読んでみたい方　買って下さい