私事ですが、今年の三月末から七月中ごろまで入院をしていました。
皆様にはご心配をおかけしましたが、無事退院することができました。
それにしても、三か月も入院していると足がだいぶ弱っていたり、
体力が無くなっていたり、日常生活に戻ってみますとなかなか大変なことになっているものです。
そうしてみますと、日常のちょっとした動きというのもばかにできないものだなあと実感しました。
一日そんなに上り下りしていないと思っていた階段も、いつの間にか私の足を鍛えてくれていましたし、
買い物に歩いていく、掃除をするなども私の体に気が付かないうちに働いてくれていて、
ありがたいことだったんだなと感じました。
私たちは実際に失わないとそのありがたみが中々分からないものです。

阿弥陀様のお働きも同じかなと思います。
私が気が付かないうちに、私に働いてくださっている。
いつの間にか私に影響を与えていてくださったんだな。
ありがたいことだな。
とこのたびの入院で実感できました。

皆様はいかがでしょうか？
阿弥陀様のことだけではありません。
当たり前になって、感謝を忘れていることはありませんか？
たまには立ち止まって、見つめなおしてみてはいかがでしょうか？